やっとわかったカルタの意味
先日、ひふみお香アカデミーの新年会で
「玻璃香」という見た目も美しいお香作りをしました。
ガラス瓶に綺麗に入れたお香は
見た目も華やか!
じつは「玻璃」とは「ガラス」のことです。
無量寿経(むりょうじゅきょう)というお経の中に出てくる
7種の宝のことで
「七宝」として伝えられています。
この七宝は
円形が永遠に連鎖しています。
円満・調和などの良いご縁がつながりますように
などの願いがこめられ
お着物の帯の柄などにもよく使われています。
これを七宝柄と言います。
(画像はお借りしました)
経典によって七宝の内容は若干違いますが
金・銀・瑠璃(青い宝石)玻璃(水晶やガラス)
シャコガイ・サンゴ・メノウ(帯状の鉱石)の7つが
縁起がいいとされていました。
そこで、平安時代、まだ日本では
ガラスを瓶にする技術がなかったので
輸入物のガラス瓶がとても貴重で
高級品として愛されていました。
ふいに思い出したのが
小さい頃遊んだ「犬棒かるた」!!
「犬も歩けば棒にあたる」が有名なことわざかるたですよね。
その中の
≪瑠璃も玻璃も照らせば光る≫
の絵札が大好きでした。
当時持っていたかるたの絵柄が可愛くて
必ず取りたい絵札の一つでした。
でもひらがなで書かれていたので
「瑠璃も針も照らせばひかる」と
針はお針子の針だと思い込んでいました💦
クリスタルや瓶の「玻璃」だったのですね~
私と同じ勘違いをされてる方って
結構いませんか?
意味は
優れた素質や才能がある者はどこにいても目立つということですね。
やっとわかったことわざの本質。
勘違いして覚えているものがまだまだありそうです(笑)